僕が、経営者やマーケターの方にお話する『はじめてのマーケティング』講座。これは、マーケターに限らず会社を経営されている方も、必ず学んでおくべき内容です。それは、" マーケティング = 商売 " だからです。そして組織を作るのは経営やマネージメントに関わる人です。その方々がマーケティングを勘違いしていると、広告費ばかり無駄に使うような組織が出来上がります。もちろんそこで働くマーケターもそれが正しいと勘違いすると自分のキャリア構築を大きく見誤って年収は上がらなくなります。

商品やサービスを開発して世の中に届けようとする際に、そもそもマーケットとフィットしていないと、その商品・サービスがいくら価値のあるものだとしても意味のないものになってしまいます。

広告費を無駄にせず、ユーザーに受け入れられない商品やサービスを作りたくない経営者やマーケティング責任者、担当者の方はぜひご覧ください。

------目次------

（１）マーケティングとは『商売』そのものである

（２）マーケティングとは - 4つのPで成り立っている

（３）正しくマーケティングしないとどうなるのか(PRODUCT・PLACE)

（４）正しくマーケティングしないとどうなる？（PRICE・PLACE）

（５）正しくマーケティングする前にプロモーションするとどうなるのか

（６）正しいマーケティングとはPRODUCT MARKET FITすることである

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以前、#はじめてのマーケティング のイベントを開催した際に、事前にみなさんが思うマーケティングについて、考えを共有していただきました。

これらの考えはほぼほぼ合っています。

ただし、その方々に結局マーケティングで何しているの？と聞いたら、広告ばかりに投資している方が多いんですよね。

これではその会社は正しいマーケティング組織があるとは言えないし、正しいマーケティングをしてるとも言えません。正しいマーケティング組織を作らないと何が起きるのかは、正しいマーケティングをしないと何が起きるのかはこの記事の後半でご紹介します。

(1)マーケティングとは『商売』そのものである

これは以前、ポケモンGOなどで知られるナイアンティックの足立光さんに、マーケティングとは何かをお聞きした際に答えてもらった言葉です。

Wikipediaで『マーケティング』と調べても、”商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・保管・販売・宣伝などの全過程にわかって行う企業活動の総称であり、市場活動、販売戦力”であると書かれています。

しかし、経営者に上記の意識がないと『広告宣伝』しかやらない組織が出来上がってしまうのです。僕がここでお伝えしたいことは、まず経営者やマーケターの方には、このようになって欲しくないということ。

そこでまずは、マーケティングの基礎に立ち返りたいと思います。

(2)マーケティングとは - 4つのPで成り立っている

大体の方はすでにご存知かもしれませんが、マーケティングは4つのPで成り立っています。

◆Product - 商売・サービス

◆Price -　価格・支払い方法

◆Place - 売場・提供方法

◆Promotion - 広告・PR

上記の4つは全て、マーケティングの範囲で、いわば商売そのものなのです。

ここまでを把握した上で、正しくマーケティングしないとどうなってしまうのか、そこに着目していきます。CPAを改善して広告だけ良くしていけばいいじゃんと思っている方は、特に注目して見てみてください。

(3)正しくマーケティングしないとどうなるのか

さあ。みなさんも考えてみてください。

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