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シリーズ #GAFA | Appleに学ぶ企業が行うと成長できる「価値の証明」とは

日本のメーカーの低迷を尻目にひたすらに売上を伸ばし続ける企業がAppleです。

今回はAppleの素晴らしい側面の1つである「価値の証明」のうまさについて取り上げます。

僕のこのツイートはクリエイターと書きましたが、企業に必要な活動も同じく「価値の創造」と「価値の証明」の二つです。従来のメーカーというのは「価値の創造」ばかりに力を入れています。

テレビであればハイビジョン、4K、8Kなどひたすらに高スペックを目指すのですが、実はその作られた価値を生活者へわかる言葉に変換されて十分に素晴らしいのかは伝えてられていないのです。

実はAppleにも「価値の証明」が出来ずに苦戦した時代があります。
ファンにはご存知の通り、スティーブ・ジョブズが追い出された時代は多くの製品を生み出すけれども売れずに在庫が積み上がり倒産の危機がありました。

そしてジョブズが復帰し
「Appleとは誰であるのか、この世界の中での立ち位置はどこにあるのか」
この問いを自身や経営陣に投げかけます。
そしてこの問いからスティーブ・ジョブズの有名な言葉「Think different.」へとつながって行きます。

マイクロソフトやIBMというビジネス向けのコンピューターが台頭する中で、コンピューター、とりわけアップルというコンピューターはあなたに何ができるのか、あなたの生活がどう変わるのかを語り、生活者に考えてもらうキャンペーンでした。

低迷期の多くの製品を出す考え方からラインナップを絞り、生活者に本当に価値のあるものとは?生活者が本当にどのように生活が変わるのか?という従来のコンピューターとの違いに集中して生活者の支持を取り戻します。

Appleはどう変化したのか?

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