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働き方改革や仕事の生産性の向上って本当にどうやるの?

今回はずーっとテーマとして話題になることは多いけどなかなかどうやっていいのかわからない「働き方改革」や「仕事の生産性の向上」について話たいと思います。

ずっとぼんやり考えていたこのテーマを改めて言葉にしようとするきっかけになったのがこのツイートでした。

ご存知のとおり労働人口は今後とにかく減って行きます。国際競争力を維持するためには労働人口を増やすか生産性をあげる必要があります。

今回はあえて、「国際競争力は維持すべきか?」は取り上げません。そして僕は「国際競争力はもちろん維持すべき派」としてこの記事は書いて行きます。

そして今回は労働人口を増やすための記載も以下で終わりにし生産性のための話をしたいと思います。
・労働開始年齢を下げる(もっと若い頃から働き始める)
・労働終了年齢を上げる(定年を遅らし、もっと長く働く)
・外国人労働者を受け入れる
これら労働人口を増やす取り組みではなく、今回は「生産性」について話したいと思います。

日本全体の生産性を上げるには

ではどうやれば生産性はあがるのでしょうか?これにもいくつかの視点からやるべきことがあると思います。

企業視点

企業は「金」「人」「物」を資源として所有しています。金が人を雇い、人が物を作り、物が新たな金を生み出すわけです。基本的にはこの繰り返しになるため如何に資源を活用するかが次の金の生み出すことになります。

・無駄な生産を行わない(無駄な人材活用をしない)
・次の金を生み出す生産に人を投入する
・富を生み出し続ける物を作る

企業はとにかく富を生み出すものを作るしかないわけです。不動産もそうでした、自動車もそうでした、しかし現代で次に富を生み出し続けるものを発見できているでしょうか?

アメリカは完全に情報産業が富を生み出し続けています。GAFA(Google/Appale/Facebook/Amazonの頭文字をとってガーファと呼ぶ)が全てアメリカにあるのは偶然ではありません。ハードウェア、ソフトウェア、その体験、これらがインターネットが普及している世界中のどこにでもGAFAが侵食していって(言い方は悪いですがビジネス的には)生活者と企業からお金を吸い取っていく仕組みが出来上がっています。

今の企業にないのは成長資源の発見と、そこを発見したものを伸ばすことだと思います。North Star Metric  のように企業の成長に必要な星の発見ができていないのです。

生産性とはとかく個人をどうするかの議論が目立ちますがそうではありません、企業がどう国際競争力を向上するような生産をするか、その効率性の話であると思います。

個人視点

では個人ではどうでしょうか?もし企業が成長の星を見つけ、その指標で人のパフォーマンスで管理をし始めたらあなたは対応できていますか?スタートアップ企業では North Star Metric  ほどシャープではないですがOKRという手法で Objective(目的)とKeyResult(指標)で管理できるようになってきています。これによりリソースの無駄使いを減らし、成長へ一直線に向かうためです。

改めて冒頭のツイートを見てみましょう。

リモートワークの過酷さを語ったツイートですが僕もそうなると思います。会社員として属して、誰も対面コミュニケーションをしなくなって助け合いが起きない状況になればこのツイートもリアリティがあると思います。

今でも十分に個人として時間と能力をお金に変えつつ、時間で能力を増やしていくセルフマネージメント能力を持つ必要があるのです。

僕は誰もが副業をし、一人の個人会社を持つことがいいのではないかと思っているのですがその理由は

・個人も経営能力を持つべきだから
・副業はタイムマネジメントと営業が必要なので生きていく基本能力が身につくから

です。

まとめ

これから日本がうまく巻き返す時代には必ず生産性向上の話になります。その時に経営者ならば金を産み続ける成長産業や物を生み出すことができるか?個人ならば自分の能力を金に変え、価値を上げ続けることができるか?がとても重要になります。そしてそれこそが働き方を改革すべき目的そのものだと思います。この記事で来るべき時の気づきとなって備えられる人が増えることを願っています。

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